稲子岳南壁左カンテ


北八ヶ岳 稲子岳南壁左カンテ
2017年03月11日
「冬季クライミングを楽しむ」
自主山行

メンバー CLひーちゃん、SLひでちょ、のりさん(記)

3/10
20:00 名古屋発

3/11
12:00 ミドリ池入口駐車場
5:00 起床
6:15 ミドリ池入口出発
7:45 ミドリ池(しらびそ小屋) 休憩 8:15
9:40 南壁左カンテ取り付き
13:20 稲子岳頂上 昼食 14:30
15:00 ミドリ池(しらびそ小屋) 15:20
15:50 ミドリ池入口駐車場

今日も晴天、強力な晴れ男がいる。
北八ヶ岳の静謐な空気に包まれた樹林帯に朝日が当たり清清しい。順調にミドリ池へ、天狗の純白が聳えている。真っ青な空に映えて美しい。
目指す稲子岳南壁左カンテも望めた。
クライミング取り付きを目指し、一般道から分岐を探し、樹林帯を膝上ラッセル。時折深い踏み抜きをした。
ルートに関して三人三様にリサーチしており、意見を集約し取り付きまではほぼ最短距離でいけた。
取り付き前の、白樺に黒い2本線の目印は遠くからわかりづらく、今回ひでちょ持参の赤テープでしっかり目印をつけた。
ルート上に雪は少なく、岩陰や岩の間に氷が残っていた。
1ピッチ目は赤いハーケンから左へ1手が厳しかったが、下から左のクラックを使えばアイゼンの先端はかかる場所がある。
2ピッチ目は中間の凹面が核心。
3ピッチ目はチムニー手前で一度切った。チムニーを左へ抜けず、ややかぶりぎみの正面を開脚で両側に足をかけ突破した。
4ピッチ目はみんなでグローブを外しフリーぽく楽しんだ。
リードが比較的難しいルートを選んで登っていったので、必然的にそこをフォローすることとなりより楽しめた。
ロープワークなどに関してはチームワークが大変良く余裕を持って行えた。
特小トランシーバーも活用し終始コミュニケーションを蜜に取り、安心で安全なクライミングができた
一日を通し風もなく小春日和だった。クライミング終了点では素晴らしい景色を堪能しながら時間を掛け昼食をとった。
下山はスムースで1時間強で降りてきた。アラフィフは元気だ。
【メンバー】感想
ひでちょ:取り付までのルートは検討の余地あり
のり:程よく楽しいルートだった
ひーちゃん:グローブをつけたままのアイトレができ良かった
【特記】
・トイレのある、稲子湯温泉の駐車場で泊まろうとしたら注意され、登山口に移動した
・大きくても危うい岩があり、一つ一つ確認しながら手足をかける必要がある

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